11月13日,当事務所が主催する弁護士向け勉強会、「ディフェンダーゼミ」第3回を開催しました。
このゼミは,主に他事務所の若手弁護士向けの少人数での勉強会です。
参加いただいた弁護士から刑事事件に関する疑問や悩みなどを伺い、当事務所の弁護士が回答したり、参加者全体で議論したりします。
さて,第3回は「被告人質問」というテーマで実施しました。
昨今、供述調書には頼らず、被告人本人の話を聞こうという動きが裁判所では盛んです。
裁判員裁判だけでなく、たとえば覚せい剤使用を認めていて1回で結審するような事件などでも積極的に実施されています。
その中で、今まで以上に、被告人質問について戦略的に考えることが必要不可欠になっています。
当事務所の弁護士も、仮に供述調書が存在するケースであっても、被告人質問の場で、依頼者の方に話をしていただくほうがプラスになるという考えのもと、戦略的に被告人質問に臨んでおります。
その経験に基づき、被告人質問に対する考え方などをお話させていただきました。
参加された皆様からも、被告人質問に関するご相談やそれ以外の刑事弁護に関するご相談を多く受け、大変盛り上がりました。3回とも参加して下さっている方もいらっしゃいますし、今回初めて参加してくださった方もいらっしゃいます。
今後も定期的にゼミを開催する予定です。
次回は,来年2月頃を予定しております(場所・日時は未定)。
興味を持っていただいた方は,当事務所までお気軽にご連絡下さい。