お酒に酔って刑事事件を起こし逮捕されてしまった。
東京ディフェンダー法律事務所でもそのような事件について多くご相談を受け,弁護士として活動しています。
今日は,お酒に酔っていて刑事事件を起こしたとして逮捕された事件について,当事務所の弁護士が活動し,不起訴処分となって釈放された事案についてご紹介致します。
お金がないのにタクシーを利用したとして詐欺で逮捕された事案でした。
ご本人は当時お酒に酔っていてお金があると思っていたとのことでしたが,これまでにも複数回,同様の事件で警察沙汰になったことがある方でした。
ご本人がお金があると思っていたのであれば,犯罪を行っているとの認識,故意がなく罪は成立しません。
この認識は,ご本人が当時どのような認識や経緯であったと話しを取調べでするか次第で大きく成立・不成立が左右されるものです。
警察,検察は,疑って厳しく追及するのであり,取調べにどのように対応するかが弁護活動で重要です。
さらに,同様の事件を繰り返していることからは,このような事件を繰り返さないようすることも重要になります。
弁護活動として,こうしたトラブルを繰り返さないためにも,釈放された場合は病院で治療を行うようし,お医者さんからも意見書を頂き,検察官に提出しました。
その結果,不起訴処分となって刑事罰を受けることはなくなり,ご本人は釈放されました。