当事務所は刑事事件を専門としています。強みの一つは,否認事件(無罪・無実を主張する事件,事実を争う事件)の経験が豊富なことです。
当事務所の弁護士費用(否認事件)
このような逮捕,起訴された事実を争う事件の弁護士費用についての考え方をご説明します。
当事務所では,事実を争う事件の場合,刑事裁判の費用としては,
着手金 簡易な事案 30万 ~ 60万円
複雑な事案 60万 ~ 100万円
報酬金 無罪判決 40万円 ~ 80万円
と定めています(裁判員裁判は別途)。
このように,ある程度の幅があります。弁護士費用は事件によって変わります。
この弁護士費用の幅は,主として刑事事件の弁護活動に対して必要な労力(時間)の違いになります。
事実を争う否認事件といっても,様々なものがあります。
犯人でない,身に覚えがないというえん罪事件から,関与はしたけれどもそのような罪名になるとは思わなかった,あるいは正当防衛が成立するなどです。
このような主張の中身の違いや,あるいは関係者がどれほどいるかということにも大きく左右されます。
刑事裁判では,事実を争う場合は主として証人尋問が行われます。関係者が多ければ多いほど,証人尋問が増えて裁判(公判)の回数が多くなりますから,労力も大きくなります。
従って,殺人や強盗などの重い罪だから労力が大きく,暴行や窃盗などの比較的刑の軽い事件は労力が少ない,というわけではありません。
また専門的な領域が問題となるような事件(DNA,交通事故の鑑定など)も,労力が大きく必要です。
事案や証拠によって費用は変わる
このように,同じ罪名でも主張の内容や関係者の数,証拠の種類によって変わってくるのです。
実際には,ご相談の上,公判の見通しを予想した上で,弁護士費用を決定することになります。
事実を争う否認事件で弁護士費用にご不明な点があれば,お問い合わせ下さい。