高校生の少年が逮捕された。
一日も早く自宅に戻り,学校に戻らないといけない。
当事務所でも多くご相談頂き,刑事事件の弁護士として活動しているご相談内容です。
当事務所の弁護士が活動し,早期に釈放されて自宅に戻れた事案についてご紹介致します。
事案は高校生の少年がお店で万引きし,捕まえようとした店員の方に暴力を振るってしまったというものでした。
警察官が駆けつけ,強盗事件として少年が逮捕された事案でした。
少年の刑事事件でも,まずは成人と同様に警察官,検察官から取調べなどの捜査を受けます。
また逮捕された場合,その後も10日間から20日間の身体拘束が続いて捜査を受ける可能性があります。
この事案でも,検察官は,逮捕後も10日間の身体拘束を続けることを裁判所に求めました。
弁護士からは,このように逮捕後も身体拘束が続けば,学校を退学になってしまうなど不利益があまりに大きいことを主張しました。
また,こうした不利益の一方で,自宅に戻っても両親から少年を十分監督できることなど,両親から具体的に聞き取った内容などを資料にし,裁判所に提出しました。
裁判所は,検察官が求めた10日間の拘束は認めず,少年は自宅に帰ることができました。
また学校を退学になるなどもなくなりました。
当事務所では,少年が逮捕された刑事事件についても,多くご相談を受け早期にご自宅に帰れるよう活動しています。
少年が逮捕されたご家族の方は,当事務所の弁護士までご相談ください。