控訴は何をもたらすか
第一審の判決に不満がある者が、高等裁判所に対して判決の破棄・変更を求めて行う不服申し立てを、「控訴」といいます。
控訴を検討されている方の中には、無罪を主張したのに有罪判決を受けてしまった方、予想以上に重い判決を受けてしまった方だけでなく、「懲役❍年という結論自体には不満はないけれど、判決の理由に納得ができない」という方もいらっしゃいます。
自分に対する処罰の理由なのですから、当然のお気持ちだと思います。
そして、実際に控訴し、「懲役❍年」という数字自体に変わりはなくとも、結論に至る理由が大きく変わり、それにより、納得ができたという方もいらっしゃいます。
控訴審の弁護活動
控訴上告の際には、判決に対する不満を法的に整理し、裁判官を説得する書面を作成することが弁護人の活動の中心となります。
また、こちらの主張を裏付ける新たな証拠を収集し、提出することも弁護人の重要な活動です。このような活動を通じて、不満な判決の破棄・変更を求めていくこととなります。
当事務所の弁護士が担当した事件の中にも、控訴審で、判決理由が大きく変わり、依頼者の方の主張の通りの認定となった事例が多数あります。
1審判決の理由に納得できないという方、当事務所までご相談下さい。