「裁判員になったらどのくらいの時間を拘束されるんだろう・・・」
と不安な方も多いと思います。
そこで、今回は、裁判員になった場合のスケジュール(拘束時間)について、すこしイメージを持っていただけるようなことを書くことができればと思います。
まず、ある裁判員裁判の裁判員候補者として裁判所に呼び出されたとしても、実際に裁判員に選任されるかどうかは、抽選により決まります。
抽選の結果、裁判員にならなかった場合には、そのまま帰宅・・・となりますので、概ね、2~3時間以内で終わることになります。
では、裁判員に選任された場合はどうでしょうか。
まず、日数は、事件により異なります。
長いものでは数ヶ月単位で拘束されることもありますが、それは数としては少ないとは思います。
多くの事件は、1週間程度以内には終わります。
(とはいえ、いきなり呼び出されて、1週間も拘束されるというのは、生活に大きな影響があるのが当然だと思いますが。)
そして、1日のスケジュールとしては、概ね10時~17時を拘束されるというイメージです。
(ただ、稀にもう少し早く始める裁判官もいると聞きます。)
裁判所は役所ですので、基本的には、17時に終わります。
ただ、証人尋問等が長引いた場合など、17時を超えることもあります。
また、10時~17時までずっと続けるわけではありません。
裁判員裁判の特徴として、頻繁な休憩、しかも1回の休憩が比較的長いという特徴があります。
上記は、一般的なイメージに過ぎません。
実際には、事件によって、時間等も全く異なります。
ただ、「裁判員のスケジュールを知りたいけどイメージが持てない」という方にとって少しでも参考になればと思います。