模擬裁判員裁判 裁判長役を担当しました

先日,獨協大学法科大学院において,高校生が裁判員,弁護士,検察官役となって参加する模擬の裁判員裁判が行われました。
当事務所の藤原大吾弁護士は,模擬裁判員裁判の裁判長役を務めました。

模擬裁判を行うにあたって,裁判員役を務める高校生に刑事裁判の手続や,ルールについて説明しました。
刑事裁判のルールとして,有罪を証明する責任は検察官にあること,法廷に出された証拠のみに基づいて判断しなければならないことを説明しました。
そして,無実の人が間違って処罰されることはあってはならないこと,常識に従って判断し,有罪とすることに疑問が残れば無罪としなければならないことを説明しました。

そして,弁護士役,検察官役のそれぞれの高校生が行う法廷での主張,証人尋問,被告人質問を聞き,裁判員役の高校生とともに評議を行って評決を行いました。
参加した高校生の方々にとって,刑事裁判,裁判員裁判に興味を持ち,少しでも身近に感じてもらういい機会になったと思います。

 
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