無罪判決の実例
昨日,当事務所の藤原大吾弁護士,久保有希子弁護士が弁護を担当した刑事裁判において,複数起訴された事件うち傷害罪について一部無罪判決が言い渡されました。
相手に暴行して傷害を負わせたと疑われ,刑事裁判を受けることになった事件でした。
けがの写真が証拠となる一方,直接,暴行をしたという目撃証言はなく,暴行を受けたとけがをした人から聞いたという人の伝聞供述が問題となる事件でした。
また,法医学を専門とする医師の証人尋問が行われ,けがの写真から暴行によるけがといえるか,自分で倒れるなどしたけがの可能性はないかなどが問題となりました。
無罪の弁護活動
ご本人は,傷害罪については逮捕当初から一貫して無実を訴えておられました。
当事務所では,無実の人が逮捕されて刑事裁判を受ける,有罪となって処罰されることは,決してあってはならないという思いで,様々な弁護活動を行っております。