昨日,当事務所の藤原大吾弁護士,山本衛弁護士が刑事弁護のゼミにおいて講師を務めました。
刑事弁護フォーラムが主催した新人,若手弁護士向けのゼミです。
刑事弁護フォーラムは,逮捕されたり刑事裁判を受けることになった被疑者,被告人の人権が十分に保障されるようすることを目的として,刑事弁護の質の向上と後進の育成に努めるため,全国の刑事弁護に取り組む弁護士が参加している任意団体です。
刑事弁護フォーラムの活動の一つとして,毎月1回,若手弁護士向けの刑事弁護のゼミを行っています。
今回は122回目のゼミで,電車内で痴漢行為を行ったとして逮捕されたという架空の事例をもとに,最初に弁護士としてご本人に警察署で接見した場合,どのような事項を聞き取るのか,今後の取調べなどの捜査に対してどのような助言をすべきかについてお話ししました。
また,各講師の経験談などをご紹介しながら,早期に釈放させるための弁護活動,不起訴処分とするための弁護活動,起訴された場合の弁護活動についてお話ししました。