刑事弁護コラム
心神耗弱とは
刑事裁判において,統合失調症などの精神の障がいによって事件を起こしたとき,心神喪失や心神耗弱が問題になることがあります。 (さらに…)
犯罪成立自体に争いがない刑事裁判の弁護活動
争いのない事件でも、行為の責任が重要
どのような重さの刑罰が科されるかは,行った犯罪行為の責任の大きさを基本として考えられます。
刑事裁判において,起訴された犯罪が成立すること自体は争いがない。
だからといって,反省や犯罪を繰り返さないかどうかといった,犯罪後の事情だけが裁判で問題となるものではありません。 (さらに…)
第1審判決後の保釈の現状
刑事裁判で実刑判決が下された場合,控訴することができます。 (さらに…)
家庭内暴力により傷害罪で逮捕 早期釈放・不起訴の弁護
家庭内の暴力でけがを負わせ傷害罪で逮捕された場合,さらに勾留という身体拘束が続く可能性があります。
特に,一緒に生活し家族である関係からは,釈放すれば被害者やその他の家族に不当な働きかけを行うなどして罪証隠滅をするということが問題とされます。 (さらに…)
ドライブレコーダーはあてにならない?
警ら車両,いわゆるパトカーには車載映像装置が搭載されていることがあります。いわゆるドライブレコーダーです。 (さらに…)
刑事判決の証拠の標目
刑事事件における有罪の判決には,証拠の標目を記載しなければならないとされています。 (さらに…)
控訴審における証拠開示
証拠開示が命運を分ける
刑事事件の捜査において,捜査機関は様々な証拠を収集しています。被害者,目撃者など重要証人となる人物からも,複数回,事情聴取が行われて供述調書が作成されているのが通常です。
刑事裁判において,検察官が取調べを請求して弁護人に開示する証拠は,捜査機関が収集した証拠の一部にすぎません。
弁護士の活動として,他の証拠を開示させてその内容を検討することが重要です。 (さらに…)
供述調書の対応は慎重に
警察官や検察官から取調べを受けて事件に関する話をすると、その日、あるいは、後日改めて、その内容をまとめた書類(供述調書)を作成するのが通常です。 (さらに…)
捜索押収と立会
警察官が犯罪捜査のために,捜索差押え(いわゆるガサ)を行うことがあります。 (さらに…)
取調べに対して黙秘権を行使するか否か
逮捕された場合,取調べに対して黙秘する権利があるということはご存じのことだと思います。しかし,単に黙秘する権利があるというだけでは,取調べに適切に対応できるとはいえません。
単に黙秘権を行使すると言っても,そこで警察,検察が取調べ自体を中止するわけではなく,供述をさせようと取調べが続けられます。 (さらに…)