刑事弁護コラム
控訴の取り下げ
第1審に不服がある場合,控訴の申立ができます。 (さらに…)
逮捕されて黙秘権を行使する意義
逮捕されて取調べを受けるのに対して黙秘権を行使する。一般の人から見れば,黙秘権の行使は不利な事実を隠していると思われることかも知れません。
しかし,黙秘権が保障されているのは,間違って処罰がなされないよう冤罪を防止するため,犯罪を認めさせて自白を得ようと違法不当な取調べがなされないようにするためです。 (さらに…)
弁護人の人数
弁護人の人数は何人まで?
法廷に弁護人がずらっと並ぶ映像をご覧になったことがある方もいると思います。 (さらに…)
刑法学会に参加しました
刑法学会の参加
5月25日、26日の2日間にわたって、一橋大学で刑法学会が開催されました。 (さらに…)
証拠の保管の連鎖
犯罪が疑われたとき,警察は現場に行き,遺留物を押収したり,様々なところから,微物,指紋,DNA型,血液などを採取します。 (さらに…)
取調べ可視化の刑訴法改正施行
取調の可視化
被疑者に対する警察,検察による取調べの録音録画(いわゆる取調べ可視化)を原則として義務付ける刑事訴訟法の改正が,本年6月1日から施行されます。
しかし,今回の改正で全ての取調べが対象となったものではありません。
裁判員裁判対象となる一定以上の重大事件と検察官の独自捜査事件に限られています。
また,逮捕勾留という身体拘束中の被疑者に対する取調べに限られています。 (さらに…)
裁判所にあるモニターは何のため
裁判所の法廷にはモニターがあることがあります。 (さらに…)
裁判員10年
裁判員裁判が施行されて,この5月21日で10年を迎えました。 (さらに…)
逮捕され正当防衛を主張する場合の弁護活動
正当防衛が成立すれば,無罪であり処罰されません。
しかし,一般の人が考える正当防衛と刑法における正当防衛は別物だといえます。
急迫不正の侵害に対して正当防衛行為を行ったといえる必要があります。
例えば,まさに自分が相手から暴力を受けていたり,その危険が間近に迫っていたといえる必要があります。 (さらに…)
転売目的の万引き
一口に万引きといっても,その目的により刑事責任の重さが変わることをご存知でしょうか。 (さらに…)
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