刑事弁護コラム
刑事事件における逮捕,勾留の目的
刑事事件については逮捕されたという報道がよくなされます。
また,逮捕された方が警察の取調べに対して事件についての反省を述べたりしたかということも報道される場合があります。
しかし,逮捕やその後の勾留という身体拘束は,刑事事件を犯したことに対して罰を与えたり,反省させたりすることを目的として行われるものではありません。 (さらに…)
心臓マッサージによる肋骨骨折
119番通報をして,救急隊が駆けつけたときに既に心肺停止している場合に心臓マッサージによる心肺蘇生が行われます。
この心臓マッサージによって肋骨が骨折することは珍しくありません。 (さらに…)
証拠の一覧表の注意点
公判前整理手続に付された事件では,検察官に対し,証拠の一覧表の交付を請求することができます。 (さらに…)
少年が逮捕された 身体拘束を争う弁護活動
少年に対する勾留
未成年の少年が刑事事件を犯したことを疑われて逮捕された場合,成人と同様の捜査手続を受けることになります。
逮捕の後,さらに最大20日間の勾留という身体拘束を受けて取調べ等の捜査を受ける可能性があります。 (さらに…)
在宅事件 早めのご相談を
当事務所では,逮捕されないままで取調べが続く事件―在宅の刑事事件のご相談も多く承っております。 (さらに…)
道路交通法の改正-あおり運転
道路交通法が改正され,あおり運転の処罰が明確しました。2020年6月30日から施行されています。 (さらに…)
国選弁護人を変更できるか
国選弁護人は,裁判所がご本人の弁護士を選任します。ご本人が国選弁護人に選任される弁護士を選ぶことは,できない運用になっています。
また,裁判所が国選弁護人に選任した弁護士を,ご本人が解任したり,国選弁護士として別の弁護士に変更することはできません。
裁判所が,一度,国選弁護人に選任した弁護士をご本人の求めで解任したり,変更したりするのは認められないのが原則です。 (さらに…)
取調べ中,警察署で電話は使えるか
在宅事件
逮捕されないまま,警察に出頭して取調べを受けるという事件があります。このような事件を「在宅事件」と言います。 (さらに…)
強盗罪が成立する暴行・脅迫
強盗罪は,暴行・脅迫を用いて他人の金品を奪う犯罪です。
法律で定められている刑は懲役5年以上の有期懲役です。
前科前歴がない場合や被害金額が大きいとは言えない場合であっても,実刑判決を覚悟しなければならない重い罪といえます。 (さらに…)
刑事弁護人の役割
刑事弁護人は何のためにいるか
刑事弁護人の役割は、「依頼者の利益を守ること」です。 (さらに…)
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