刑事弁護コラム
手錠腰縄について
先日,刑事裁判で手錠腰縄をされたことが違法であるとして訴えた事件で,裁判所は手錠姿を見られない権利が法的保護に値するという判決を出しました。 (さらに…)
被告人質問 供述調書を証拠採用させない弁護活動
刑事裁判を受ける被告人本人が捜査段階で警察官,検察官の取調べを受けて作成された供述調書は,自分の罪や不利益な事実を認める内容のものであれば証拠能力が認められるのが原則です。
しかし,こうした供述調書は,警察官,検察官が内容をまとめたものです。
内容自体に誤りはなくても,本人に有利な事情や経緯などが明らかとなっていなかったり,不必要で不当な印象を与えるような内容が含まれていたりするものです。 (さらに…)
お金が返ってこないのは犯罪か 債務不履行と詐欺
貸したお金が返ってこない,だまし取られたのではないか・・・こうした場面は,日々の人間関係や,企業活動などで生じうるものです。 (さらに…)
対質を活用しよう
対質とは?
刑事裁判では証人尋問や被告人質問が行われます。 (さらに…)
一橋大学法科大学院同窓会で講演しました
大学での講演
赤木弁護士が,6月8日に実施された,一橋大学法科大学院の同窓会で講演をしました。 (さらに…)
医療観察の審判
医療観察とは,精神の障がいによって事件を起こし,心神喪失又は心神耗弱の状態と認められる場合に,刑事裁判ではなく医療を行うための手続です。 (さらに…)
認識を聞かれることの怖さ
頭の中は誰にも見えません。 (さらに…)
公判前整理手続における保釈請求
公判前整理手続中に保釈請求をする
公判前整理手続とは,刑事裁判において,公判審理を始める前に主張と証拠の整理を行い,争点やどういった証拠や証人の取調べを行うか整理する手続です。
裁判員裁判対象事件では,必ずこの公判前整理手続が行われます。
保釈は,起訴されて刑事裁判を受けることになった以降で請求できる制度です。
保釈が認められるかどうかは,特に,保釈を認めるべき必要性の他,保釈を認めることで罪証隠滅等が行われる恐れが問題となります。 (さらに…)
身元引受書・陳述書の重要性
勾留を回避する活動では,検察官や裁判所に,弁護人が意見書や様々な添付資料を提出し,説得を試みます (さらに…)
共犯者の判決が出た場合,それに拘束されるのか
共犯者なのに別々に裁判が行われる場合
二人以上の関与者が罪を問われ,裁判にかけられた場合でも別々に裁判が行われることがあります。 (さらに…)
« 前のページ 次のページ »