否認事件,えん罪事件に強い東京ディフェンダー法律事務所

 日本の刑事裁判では,無罪判決が下される確率は極めて小さいのが現状だと言われています。

無罪率が低い原因

 それには様々な要因がありますが,最も大きな要因が日本の刑事司法では,検察官が起訴するか(刑事裁判にするか)不起訴にするかを決定するという点にあります。検察官は無罪になるかもしれないと考えた事件は,起訴しません。有罪であると検察官が確信した事件のみ起訴しているのです。
そのことはとても不健全なことです。本来,ある人が有罪か無罪か,仮に有罪だとしてどのような刑がふさわしいかは,刑事裁判という場で決めるべきだからです。刑事裁判は公開の法廷で行われます。一般市民が誰でも傍聴できます。裁判官(あるいは裁判員裁判であれば市民も参加します)が刑罰を科すか否かは,市民がきちんと見ることができる公開の法廷で行われるべきなのです。裁判官も人間ですからときに誤りを犯します。裁判が公開されるということは,その過程を市民がチェックする,ということを意味します。刑事裁判であれ民事裁判であれ,その手続と判決結果が本当に正しいかどうかは誰にも分かりません。裁判の結果の正当性は,国民のチェックのもとで行われる前提があって,成り立つはずなのです。
 従って,検察官が起訴すべきかどうかを密室で,検察官の判断だけで決めるのは不健全な状態です。
 しかし,現実の刑事手続は,検察官が決めているといっても過言ではありません。

検察官の不起訴判断に向けた弁護活動が重要 

 これらのこと,裏を返せば,起訴させないための弁護活動が重要ということを意味します。ひとたび起訴されてしまうと無罪を獲得するのは簡単ではないからです。
 否認事件えん罪事件の場合,いかに誤った起訴を防ぐかが大事です。

 起訴させないための弁護活動をどう行うかが,否認事件,えん罪事件に強い刑事弁護人であるかどうかを見分けるポイントと言ってよいでしょう。
 当事務所では,否認事件,えん罪事件において多数の不起訴実績があります。 
 
 否認事件,えん罪事件に巻き込まれた方,不起訴を獲得したい方は,すぐにでも当事務所にご相談下さい。
 

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