久保有希子弁護士が都内の中学校で「模擬評議」の授業を担当させていただきました。
模擬評議の授業は、刑事裁判のDVDを「裁判員」になったつもりで見ていただき、その後、生徒の皆さんに「有罪か、無罪か」「有罪であれば何年くらの刑がふさわしいか」ということを議論していただく、というものです。
最初は遠慮がちな生徒さん達も、授業が進むにつれて、活発な議論をされます。
正解がない議論をすることで「相手の意見を聞く」「自分の意見を伝える」「時には自分の意見を柔軟に変える」ということを学ぶ機会になるのではないかと思います。
普段生活していると、刑事裁判はテレビの中の世界、と思われている方も多いかもしれません。
しかし、裁判員裁判制度が始まり、誰もが裁判員として刑事裁判に関わる可能性が出てきました。
また、被告人という立場になった方も「まさか自分が刑事裁判の被告人になるとは」とおっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。
時には証人として刑事裁判に出て欲しいと依頼されることもあるかもしれません。
学校で同じような模擬評議等の刑事裁判の授業をされたいという方は久保宛、または第二東京弁護士会宛てにお気軽にお問合せください。
また、弊所では、学校に限らず、会社等の方に対して、刑事裁判に関する研修講師をすることも承っておりますので、お気軽にお問合せください。