法廷弁護技術の研修
当事務所の坂根が,滋賀弁護士会において法廷弁護技術研修の講師を務めました。
法廷弁護技術研修は各地の弁護士会で行われていますが,日弁連に講師の派遣要請があり,滋賀弁護士会にて研修を行ってきました。
滋賀は裁判員制度スタート後約140件の裁判員裁判が開かれ,法廷弁護技術も4年ぶりとのことでした。
滋賀弁護士会では,最近の新規登録弁護士は3名前後とのことで,坂根が所属する東京弁護士会とは違った意味での苦労があるようです。
研修には,登録間もない弁護士とベテランの弁護士が一緒に参加してくれました。
裁判員裁判の弁護技術
裁判員裁判のための研修ではありますが,裁判員裁判でも裁判官だけの裁判でも求められる技術は変わりません。
法廷で判断者である裁判所を説得するための技術といってよいでしょう。
実際の事件では,依頼人のために失敗することはできませんが,研修では思い切ったチャレンジをして失敗をして得ることができます。
今回の研修でも,受講生が意欲的に参加してくれました。
今後も当事務所では積極的に刑事弁護技術の向上のために研修を行っていくつもりです。