オレオレ詐欺に代表されるような無作為の第三者への詐欺行為は,年々複雑化しています。被害者の情報を探すための名簿や飛ばしの携帯を準備する者,電話を掛けて騙す行為をする掛け子,被害者からお金を受け取る受け子,全体を統括する者,事務所代や人件費などを出資する者,それぞれの関与者をスカウトしたり紹介したりする者など,役割も細分化・組織化されています。
オレオレ詐欺に利用される場合もある
中には詐欺をやっていることを知らずに利用されるケースもあります。
例えば,だまし取ったお金を入金させる口座を,借金のカタなどを理由に第三者に作らせたり,お金を直接受け取る受け子にもだまし取ったお金であることを隠して受け取らせるなどです。
また電話を掛ける掛け子をスカウトするときも,当初は詐欺であることを隠し,投資会社だと偽ったりするケースもあります。
詐欺集団は一斉に逮捕されることも
このような詐欺集団が摘発されるときは一斉に逮捕されることがあります。
当事務所でも,これまで多数の詐欺事件の受任実績があります。
詐欺だとは知らなかったという主張をして,不起訴となったケースもありますし,罪を認めて示談をして執行猶予になったケースなどです。
オレオレ詐欺は社会的にも厳しく非難される事件で,騙したお金が大きいと初犯でも実刑になるケースもあります。
どのようなケースでも対応可能ですので,詐欺事件でお悩みの方は東京ディフェンダー法律事務所までお問い合わせ下さい。