新年あけましておめでとうございます。
おかげさまで刑事事件を専門に扱う東京ディフェンダー法律事務所も,新年を迎えることができました。
昨年も多くの刑事事件を担当しました。裁判員裁判はもちろん,一般の刑事事件まで,否認事件,量刑事件,不起訴・釈放を求める活動など様々な事件がありました。弁護士は同時に複数の案件を扱いますが,依頼人の方は自分の人生が決まるとても大事な岐路に立っています。私たちは,どのような立場の人であれ,どのような疑いをかけられていても,依頼人の利益のために最善の弁護活動を尽くすことを旨としています。
裁判員裁判がスタートして5年以上が経過し,弁護士に対する市民の目も厳しくなってきています。個人ではもちろんのこと,組織的に弁護技術の向上のために研鑽を積んでいかなければなりません。当事務所も勝つための刑事弁護の技術の獲得にこれまで以上に力を入れていきます。
また本年は,新しい刑事司法制度の導入に向けて法案整備が進むことが予想されます。取調べの録画録音,司法取引,証拠のリスト開示など,弁護活動に大きな影響を与える制度です。これらの新制度の研究もしていかなければなりません。
これからも一人一人の依頼人のために,一つ一つの事件に向き合っていく所存です。どうぞよろしくお願い致します。