【書籍】情状弁護アドバンスのご紹介

刑事弁護の書籍執筆 

 当事務所の山本弁護士が執筆者として加わった「情状弁護アドバンス」が現代人文社より発売されました。
 同書籍は,大変な売れ行きを誇る「刑事弁護ビギナーズ」「刑事弁護ビギナーズ2」の関連書籍として企画された書籍で,情状弁護(疑われた犯罪事実,裁判にかけられた犯罪事実を認める事件の弁護)に特化された弁護士向けの書籍です。
 「アドバンス」の名が示すように,一般的な弁護活動から少し進んだ弁護活動・弁護技術を紹介しております。若手弁護士にとっては,必ずどこかに新しい発見のある書籍になっているはずです。
 この本は,執筆者となった弁護士たちの経験そのものと,長期間にわたる議論の積み重ねで作り上げられました。というのも,情状弁護をしなければいけない事件で必要な弁護活動は千差万別であり,否認事件(事実を争う事件)よりもむしろ,決まったやり方でなく,自由な発想での弁護活動が要求されるからです。決まったやり方がない分,事件それぞれの工夫がモノを言います。それならということで,編集会議では,執筆に携わった弁護士がこれまでに経験した何百という情状弁護の案件での一つ一つの工夫を発表し合い,議論し,その結果がそのまま書籍になりました。
 目次の項目を見るとごくごく一般的な書籍に思えますが,その中身を見たら,今までにない書籍だと思っていただけるに違いありません。
 刑事弁護を担う若手弁護士の皆さんに読んでいただきたい書籍です。

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